坂東 雅:日本舞踊演目ご紹介


三社祭

(さんじゃまつり)

更新日:2011.4.10

三社祭(1)

三社祭(2)

第44回坂東流歳末たすけあいチャリティ舞踊会にて

共演:坂東友女香寿(ゆめかず)さん


第8回つぼみ会にて

共演:坂東茜翠

 

 


清元。

 三社祭の屋台の山車人形が動き出すという舞踊です。幕が開くと舟に乗った2人の漁師が身体を揺するのは、この山車人形のつもりです。前段は漁師の姿のまま江戸時代流行の唄で軽快に展開します。後段になると善玉・悪玉が2人に乗り移り、「悪」と「善」と書かれた面をそれぞれにかぶり、前段よりさらにエネルギッシュなキビキビとした踊りになります。身体を縦横に使った動きがテンポよく爽快な作品です。


第44回坂東流歳末たすけあいチャリティ舞踊会(東京・イイノホール、主催:坂東流、平成19年12月9日)にてご披露いたしました。坂東友女香寿(ゆめかず)さんとは「猩々」に次いで二度目の共演です。また、イイノホールは平成19年で閉鎖となりましたが、私にとって「三社祭」はイイノホールの舞台で三度目(1回目は中学生、2回目は20数年前)となり、感慨深いものがあります。

第8回つぼみ会(東京・国立劇場小劇場、平成23年4月3日)にて坂東茜翠と共演いたしました。東北関東大震災の収集もつかない折であり、石巻に嫁いだ妹も被災し(後日無事が確認されました)一時は参加も叶わないかとは考えましたが、こうした歌舞宴曲でも日本の元気を取り戻す一助になればと思い直し、舞台にのぼる決意をいたしました。幸い、多くの方々からお褒めの言葉を頂戴することができました。


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