Dr. メメザワの「Mac天国、VAIO天国」

退役・移転機材ご紹介

遊休中(もしくは博物館入り)のマシン
NEC PC9801 VX2  日本医大第二内科の後輩・大坪講師よりゆずりうけました。当初はフロッピーのみによる運用でしたが、後にMacで余剰となったHDDを外付けにしての運用となっていました。主たる用途はかつて使用していたエプソンのワ−プロ、「Word Bank」からのデータコンバートで、バッチファイルやキーファイルを山ほど用意してそこそこ使えるようにしてありました。博物館入り。
NEC PC9801n  スウェーデンのルンド大学へ留学中、周りの研究所スタッフが皆Mac PlusやMac SEなどでMS WordやExcelを使って作業をしており、それでもMacは高価であったため、ノートパソコンの発売と共に入手し運用を始めました。しかし、一太郎などでは役に立たず、増設RAMを入れて起動のたびバッチファイルでフロッピー二枚分を読み込ませWin2.1を走らせ、英語版のMS Wordと日本語版のExcelを使えるようにしていました。ディスクでなくメモリでの運用だったため、速度もそこそこでした。また、脳循環の計算のため研究所の大型コンピュータのソフトをBasic上で移植し(とは言っても全部手入力)、本機で使えるようにしたのもいい思い出です。PB100導入により引退し、すでにバッテリの調達もつかなくなり博物館入りしました。
Mac SE (SE/30ボード)  我が家の第一号Macです。スウェーデンでの論文作成中、PC9801nでの作業では、ちょっとしたプリントアウト程度でも常に研究所のMacへのデータコンバートが必要でかなりのストレスになり、どうしてもMac購入の必要が出てきました。おりから、SEが25万円ほどまで値下がりしていたためスウェーデンからSOFMAPに発注、一時帰国したカミさんに手荷物で持ってきてもらいました。しかし、運悪く搭乗したエアロフロート機が到着時間遅れのためモスクワで一晩空港で待たされ、本機を抱えたカミさんはひどい目に遭いました。おかげで論文作成は順調に進んだものの、私はカミさんに一生頭が上がらぬ身となりました。030/40MHzのアクセラレータで速くなり一時はかなりご自慢でしたが、IIsi導入でサブマシンとなり、安定性確保のためSE/30ボードに載せ変えたのち、受付で使用されておりました。99年夏に突然画面がシマシマとなり、博物館行きとなり現在待合室に展示されています。
Mac Classic II  日本医大第二内科の後輩・五十嵐講師よりゆずりうけました。当初から電源スウィッチの調子が悪く、HDD換装や、メモリをめいっぱい積むなどのお手入れをしましたがあえなく数ヶ月でダウン。アナログボードを入手して交換しようとしたところモニタとの接続カプラの配列が異なり一筋縄ではいかず、なんとか画面は出るようにはできたものの左右方向の完全な位置調整が不可能となり、博物館入り。SEのすぐ脇で待合室に展示されています(ご老人の肘掛けとの説もあり)。
PowerBook 100  我が家の「二台目」にあたるMac。SEしか知らない時代に、その二倍の速度と広い画面はものすごい感動ものでした。ルンド大学での論文の後半三本ほどは本機で作成されました。また、学位審査のためのまとめの作業のため二回ほどルンドに缶詰めになっていた際も本機が常に共にあり、忘れられない思い出があります。とはいえ、メインマシンになることはなく、本機の導入6ヶ月後にはIIsiが初代SEにかわり二代目のメインに納まりました。現在はバッテリの更新も出来ずHDDを145Bにむしりとられて博物館入りしています。
PowerBook 150  PB100の老朽化に伴い「なんとかモバイルの維持を」果たすべくモデル末期に購入。HDDの大型化、メモリ増設、モデム内蔵などを行いました。千駄木の日本医大第二内科の外来に処方箋プリントシステムの導入した際、主となるPB 2400は医局で購入してもらえたものの、予診室用の機材まで揃えてもらえなかったことからほぼ1年間持ち出しの形で使用されていました。この間に液晶部のヒンジ破損を経験し、部品調達が高価なためドリルで穴をあけ、ボルト2本で締め上げるという荒療治を受けました。今でも充電すれば稼働できます。
PowerBook 145B  150を予診室に預けている間、どうしてもモバイルマシンが必要となり確か5万円程度で中古で購入しました。購入早々にPB100に載っていた200MBのSCSIのHDDを移植し、PB150のモデムを移設して持ち歩いていました。99年夏のクライシスの際、受付での臨時使用に駆り出したところ、きちんと起動することが出来ず、「役立たず」のレッテルを貼られて博物館入りしました。

控え・他所へ移設のマシン
Mac LC III(LC475ボード)  元・長女茜のマシン。OS7.6.1を使えるように徹底的な再整備の上、56Kモデムをつけてカミさんの母上宅へお嫁入り。ただし稼働率は「?」。うちの娘が行ったときだけ電源が入っているようです。
Mac LC630(コプロ付き)  つい先頃までアキアの液晶モニタにつながれて耳鼻科診療室で現役だったマシン。秋葉館の仕様で、コプロ付きのCPUが取り付けられています。そのうちアルケミーのボードを載せる算段を画策中です。
Mac IIsi(DayStar040搭載)  第二代の主力マシン。PB100の導入によりSEの画面の狭さに嫌気がさしてしまい、モデル末期に購入。Grand Vimageも搭載、結構長く活躍しました。現在は余生を千倉の山の中でインターネット端末として使用できるようセットアップされていますが、なかなか訪れるチャンスもなく電源が入るのもごくまれ。まして立派なモバイル機が2台もあると............

..........こんなにあるなんて、まるでオタクじゃないか!


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