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院長:目々澤 肇

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2002.07.31(水)

江戸川病院で毎週木曜に外来に出ている生々医院の笠川先生が中心になって同病院で糖尿病の患者さんの教育入院プログラムがスタートすることになりました。水曜に始まり、土曜に終わる4泊3日のコースです。この程度だと、都内の病院ではベッド代を入れなくて約8〜9万円はかかるそうですが、江戸川病院では眺めの良い特別室をこのプログラムのために特別ディスカウントし、医療費約4万円、ベッド代2万円の計6万円で受けられるとのことです。治療が始まっても、食事制限のコツが掴めなかったり、病気についての理解がいまいち進まない患者さんには最適だと思います。ちなみに、普通の病院だと教育目的の入院を依頼したのに、いつの間にか再コントロールのために入院期間が1ヶ月になってしまった....など、よくある話です。それから考えると、このプログラムは「教育以上のことをしない」お約束なので、忙しい患者さんにもなんとか「病院での食事療法を味わう」機会を地元でも提供できるようになったことを評価すべきかもしれません。ご希望の方には、当院からご紹介もいたします。お問い合わせ下さい。

明日から、江戸川区在住の65歳以上の方々を対象にした、「熟年検診」が始まります。また、レセプト(健康保険の診療報酬請求書)の作業が始まりました。ウチのスタッフのうち、新人二人は熟年初体験です。がんばろー!

2002.07.30(火)

江戸川区医師会の「主治医研修会」がありました。これは、介護認定に関わる、「主治医の意見書」の書き方についての研修会なのですが、いつも認定審査会の時に問題となる、「いいかげんな意見書」を出してくるようなドクターは参加してくるはずもなく、それでも講演はそうしたドクターのため、と言う内容でした。もっと実務的な、「どこどこの診療所からの意見書のようにしろ」「どこどこの病院の誰という医師の意見書は不可だ」というようなラジカルな会の方が出席率も上がり、実質的な改善につながるような気がします。ただし、この会が7月2日に記した、「江戸川区スペシャルバージョンの医見書」のデビューであったため、出席しないわけにはいきませんでした。希望のある1医療機関につき1本のソフトが無料配布されるそうです。「医見書」としてのバージョンはこれまでより0.3アップして1.5となっており、インタフェースも少し変化していました。日医総研のホームページでは、「医見書」の最新バージョンは1.6となっています。肝心のおおもとのランタイムがファイルメーカーProのバージョンがどうなっているかなどはまだ不明です。ちなみに、当院の医見書(ver1.2)は、ファイルメーカーPro 5.0で開き直してあり、ファイルメーカーサーバで運用して院内ネットで使用できるようにしています。

..........印旛や佐倉あたりの自治体も、そろそろPC打ち出しの意見書を受け入れてくれるとよいのですが。北総病院の事務スタッフに「ダメもとで良いから、一度試しに医見書でつくったのを提出してみようよ」と相談したのですが、どうも受け入れてもらえませんでした。

2002.07.29(月)

目々澤醫院の新人スタッフ、わこさんが愛犬ブリンクのHPをオープンしました。ぜひ一度ご訪問下さい。

2002.07.28(日)

東京医大の馬術部に属している長女の茜が、「八ヶ岳ホースショー」のジムカーナ競技に出るというので、応援に出かけてきました。結果は準優勝でトロフィーもいただきました。昨年は同競技でビリだっただけに、本人はとても喜んでいました。よく頑張りました。記念写真はこちらにも。

帰りの中央道は小仏トンネルの入口に生じる「サグ」による大渋滞で、たった160キロ程度の全行程に約6時間近くかかってしまいました。そうか。夏休み突入後で、給料日のあとの日曜日だったのですね。

2002.07.24(水)

日本医大在職時最後の仕事として立ち上げた、「日本医科大学千葉北総病院脳神経センターSCU(Stroke Care Unit)」の3周年記念パーティーがヒルトン成田にて行われました。年間脳血管障害患者数600人、うち虚血性障害(脳梗塞)400例を後輩の第二内科から加わった3人の神経内科スタッフが中心となり、脳外科のスタッフと共同して診ています。こうした神経内科-脳外科の有機的な結合が出来たのはセンター長の小林士郎先生の統率力と第二内科脳神経外科の両教室・両主任教授のご理解があったおかげと思います。今後のさらなる発展をお祈りするとともに、金曜の外来も頑張らねば。

オープニングで挨拶する小林部長(脳神経外科)

SCUスタッフの面々(脳外スタッフ+神経内科スタッフ)

昨日TVで放送された、カルシウム吸収を促進するMBPについての問い合わせがありました。学会のコンセンサスについては当方ではノーコメントですが、雪印の製品です。学会発表についても雪印のページはこちらです。番組でビタミンDについてあまり触れられなかったことはよくないと思います。

2002.07.22(月)

いつも来院していたお子さんたちがきょうはぱったり。きっと、夏休みのお母さんたちのお里帰りにお出かけなのでしょう。久々にのんびりした診療ができました。.......今のうちに先週ひきこんだカゼを直しておかなければ。

2002.07.18(木)

当院でも、中国製健康食品をとられた女性で肝機能障害を呈していた方々がおられました。おふたりの肝機能について共通なのは、GOTよりもGPTが高い慢性肝障害パターンであり、かつ薬剤性肝障害で普通上昇が見られるγ-GTPが正常範囲内であったことです。厚生省の発表でも、まだこうした肝障害パターンについての発表はなく、早急に重症例・軽症例の症例を問わずデータを集め、「自覚症状がでていない服用者」の保護につとめるべきだと思います。

2002.07.16(火)

小岩は、台風の被災をまぬがれました。TVで騒いでいるわりには「肩すかし」を喰らわされたような感じです。しかし、同じこの台風で被災された方々が全国には数多くおられるのを考えると、単純に「あー、よかった」などと言えないことも事実です。

2002.07.15(月)

昨日の休日当番はあまり患者さんが来なくて楽が出来たと思ったら、本日は沢山の患者さんが来院されました。ヘルパンギーナや中耳炎、感冒性胃腸炎などが多く、熱の高い人も多かったようです。さて、気になる明日の台風の進路は?

新たにタイムレコーダ専用のサーバを以前メインサーバだったiMacを使って立ち上げたことにより、院長室のコンピュータが増えてしまったため、机の上がごちゃごちゃになっていたのを整理しました。さらに3代前ののサーバだった7100はSCSI接続のEPSONスキャナGT6500(レントゲン取り込み用にA4の透過原稿読みとり装置が付いています)を接続して主としてスキャニングマシンになっていましたが、今度のレイアウト変更でレコードプレーヤからの音楽取り込みも出来るようにするつもりです。.......おまえはいったい何屋さんだ?

2002.07.13(土)

第一製薬が主催した「第16回チクロピジンシンポジウム」に参加してきました。会の冒頭に世話人のお一人である慶応大学の後藤名誉教授が「ひとつの薬剤名を冠する会がこのように長年継続することはたいへんなことだ」とおっしゃっておられましたが、まさにその通りだと思います。この「チクロピジン(一般名パナルジン)」は、抗血小板作用を有し、急性期を過ぎた脳梗塞の患者さんに使用して脳梗塞の再発を予防する作用があります。ただし、これまで無神経に使用されていたことが多く、肝機能障害や白血球減少、血小板減少による事故が告発され、一時は本当に必要な患者さんからも「のみたくない」などと言われたこともありました。しかし、使用の注意を誤らなければ同様の目的に使われるアスピリン(一般名バファリン)と同等もしくはそれ以上の予防効果があり、脳梗塞をおこされた患者さんの予後を維持するのに不可欠な薬剤です。今後、より副作用の少ないクロピドグレルが登場するまで、われわれ神経内科領域においてなくてはならない(数少ない)武器です。大事に使っていきたいと思います。会場で国立循環器病センター研修時にお世話になった山口武典先生にご挨拶したのですが、「ずいぶん灼けてるなー」と言われてしまいました。でも、実はジグロです。

江戸川区医師会の内科系研究会の記述(6月26日分)を書き加えました。

2002.07.04(木)

四谷で開かれた「東京SCD(脊髄小脳変性症)研究会」に出席してきました。本症で突然死の原因になる声帯筋麻痺についての発表や、3D-SPECTによる脳血流の発表がありました。18年前、研修医だった当時、本症の患者さんの脳血流を医局の先輩の方々にPETで計測して頂いたとき、「こんな病気の脳血流なんてどんな意味があるの?」と聞かれたのを思い出しました。時代は変わりました。

カミさんのお友達の佐野由美子さんが、本日放送されたTV東京の「TVチャンピオン:デパ地下グルメ女王選手権」であと一歩で優勝を逃されました。残念!お疲れさまでした。でも、とても有意義な内容でした。録画したので、こんど問題にでたお店をしらみつぶしにチェックします。ちなみに、優勝された方のHPはこちら

2002.07.02(火)afternoon

昼休みの時間、江戸川区の介護認定審査委員会にでてきました。今日は54+2件もの審査があり、うんとバテました。終わった後で会議室の片隅に「意見書印刷用紙」なるものがおかれているのに気づき、聞いてみたところ、実は「医師の意見書」を書くためのソフト、「医見書」の江戸川区バージョンが完成したそうで、そのために用意された用紙であることがわかりました。このソフトで印刷されたものを見せてもらいましたが、なかなか良くできており、これまで手書きで補っていた部分も追加されていました。もちろん、区外の患者さんにも対応しており、日本医師会標準のレイアウトでもプリントアウトできるようです。また、幸いにも、これまで「医見書」で記入された資産はそのまま移行できるそうです。近日中に医師会を通して配布が始まるそうです。(影の声:ひょっとしてWindows版だけだったらどうしよう.....!)

これで2日連続の「働きづめ」状態が終わりました(レセプト作成のための土・日の作業を含めるとまる4日!)。...PM7:00

今夜もカミさんの大学への提出種類(みやび歯科臨床研修医プログラム)の作成のため約2時間を費やしてしまった。...AM1:32

2002.07.02(火)

6月分の書き込みが少なかったため、「エイ」とばかりに6・7月分合同のページにしてしまうことにしました。手抜きですがどうかあしからず。

江戸川区内で流行中のヘルパンギーナの患者さんが当院でもみられました。保育園・幼稚園経由で広まるものと予想されます。

7月1日分の江戸川区医師会夜間急病診療所の準夜業務(午後9時〜12時)を終えて帰宅し、ページを更新中です。今夜は患者さんが多くなくてよかった。おかげで新しい「MedPress」をひとつ書き上げてきました。数日中にアップします。

2002.06.26(水)

江戸川区医師会の内科系臨床研修会で、「脳梗塞急性期治療の最前線」と題し、日本医科大学第二内科の片山泰朗主任教授と東部地域病院の伊藤昌徳脳神経外科部長のお二人に内科的・外科的側面の両面からご講演をしていただきました。充分な時間もとれず、またワールドカップ準決勝とかちあったにもかかわらず、多くのご参加をいただき、また内容も大変に充実した講演会となりました。

片山泰朗先生(日本医科大学第二内科主任教授)

脳梗塞急性期の治療として、発症-診断のプロセスが迅速に行われた場合にはt-PAの点滴静注による血栓溶解療法が効果を上げていることをご紹介されました。また、現在市場にあるオザグレル(抗血小板薬)、ヘパリン、アルガトロバン(ともに抗凝固薬)、ラジカット(フリーラジカル阻害薬)などのコンビネーション治療の有用性も紹介されました。また、今後の可能性として同じく超急性期に35℃の極微低体温と免疫阻害薬FK-506の組み合わせによる治療も期待できることが紹介されました。

伊藤昌徳先生(東部地域病院脳神経外科部長)

脳梗塞の治療はまず内科的に行われるのが原則、と前置きされた後、脳外科的な治療が必要な状態として1)脳圧亢進が顕著な例における減圧術、2)大きな小脳梗塞などをあげられ、また症例によっては3)血管内手術(カテーテルによる治療)により劇的な効果を上げることも出来ることが紹介されました。ただし、大きな脳塞栓に対する血管内治療と血栓溶解療法は両刃の剣であり、大きな危険性もはらむため、あくまで適応の選択が重要であることも強調しておられました。

2002.06.20(木)

最近、タチの悪いセキの続く患者さんで胸部の聴診所見は異常ないにもかかわらずレントゲンを撮ってみると肺炎だった例が複数見られました。うち2例は入院加療となり、一人はARDS様の肺炎、もう一人はマイコプラズマ肺炎だったことが明らかになっています。もう1例は本日あり、症状が重くないためマクロライド系抗生物質の投与で経過を見ることになりましたが、自分の聴診でわからないにもかかわらず肺炎であったことにショックを感じています。このため、怪しい症状の患者さんはなるべくレントゲンを撮ることにしています。うーん、とうとう機械なしの医療の限界が見えてきたのでしょうか?それとも、自分の聴診能力の限界なのでしょうか?

給料計算を始めました。つらい.......。

2002.06.19(水)

新たに導入するCT機器の選定をおこなうため、実際に稼働している診療所2件を見学に出かけてきました。特に、足立区花畑の古沢クリニックでは、院長先生にご親切にしていただき、感謝に堪えません。実際の導入はまだ少し先になりますが、あまり負担のかからない機種におちつきそうです。ネックは、撮影した画像のデータ保存と再利用性です。現在使用中の機械は導入早々に管球切れをおこし、最近はボード交換(なんと、保守契約があるのに実費が必要だった)を何回か経験しており、今度導入する機器でそのようなトラブルが起こらぬことを祈るばかりです。

2002.06.18(火)

ありがとう、日本代表。お疲れさまでした。

2002.06.17(月)

きょうは、いつになく扁桃腺を腫らしたお子さんが多い一日でした。

明日は、診療時間内でも待合室で対トルコ戦を放映します。トルコに勝って、次のセネガル戦でスウェーデン代表の敵討ちだ!

新しいモニタは15インチと小さめですが、すでにアンテナだけでなくPCやDVDへの接続も済ませ、準備万端整いました(といっても、普段はこれまで受付と診察室入口のモニタで流してきた「お知らせ」のPower Pointスライドショーを流すだけなのですが)。壁に穴をあけ、埋込みボックスを裏表で設置し、モニタケーブル、AVケーブルのほか、アンテナ線や電源を通すという配線作業を自分でやってしまいました。本職より「燃えた」一仕事でした。プロに頼めば、もう少しきれいに出来るだろうけどなあ。

2002.06.16(日)

昨15日(土)は、東京都医師会の学校医研修会に参加してきました。日本医科大学第二内科の先輩の三浦隆正先生も来ておられました。数年後に小学生・中学生のBCG接種の中止が予定されている件など、釈然としない内容でした。どのみち上意下達の内容でディスカッションの場でもないため黙って帰ってきました。

また、同日夜には日本医科大学附属第一病院赤木内科(3代前の主任教授)のOB会(どぜう会)が、浅草の飯田屋でありました。もちろん院長はその世代ではないのですが、かつて医局長としてお呼ばれしたいた経緯から今年もご招待され、出席してきました。遠くは宮崎県から出てこられた先輩もおられ、楽しいひとときを過ごさせていただきました。女将さんによると、「この会があるといよいよドジョウのおいしくなる季節で、お客さんが増えるな、と感じます」とのことでした。確かにヒラキ、マルとも上々の味で、特にヒラキにのせられたドジョウの卵が味を引き立てていました。

18日のトルコ戦に備え、待合室でテレビを見ることができるように5万円ほどの液晶モニタを仕入れてきました。安価な割にはAV入力のほかTVアンテナ入力も可能なスグレもので、いずれはPCにつないで「お知らせ」を流したり、DVDから医学講座を流したりしようと目論んでいます。

2002.06.12(水)

ワールドカップが始まってからというもの、にわかサッカーファンとなってしまい、毎晩テレビ桟敷に釘付けで更新が滞ってしまいました。ともあれ、第二の故郷であるスウェーデンが予選突破したのがなによりものニュースです。日本チームとともに勝ち進むと、決勝トーナメントで当たる可能性もあるわけで、もしそうなったら(うれしいけど)どちらを応援するか困ってしまいそうです。

地元の小・中学校の耳鼻科検診が行われたため、「鼻炎」「耳あか」などの再検査におとずれるお子さんが多くなっています。とはいえ、検診の前日にはせめてお子さんの耳あかをとってあげて、事前に鼻をかむようティッシュペーパーを持たせるぐらいの気遣いは親御さんたちの勤めだと思います。


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